write by 西垣

今年の3月頃から、卒園式・入学式の縮小が始まり、外出自粛要請が出され、大型商業施設やテーマパークの休業、イベントの中止など、自宅で過ごすしかないという、今まで経験した事のない休日を過ごすことになりました。

ある日、長いゴールデンウィークをどう過ごしたらいいだろう…と考えていた時に、週間天気予報を見てみると晴れの日が続いていました。そこで私たち家族はまず10日間、泊まるかどうかは別として、家の庭にテントを張ることにしました。すると子供は、「毎日テントで寝たい!!」と言い出し、結局休みの3分の2はテントで寝ました。まだこの時期は夜になると寒いのですが、暗いテントの中 、みんなでくっついて寝袋で寝るのがとても楽しかったようです。

毎日の食事も、 朝・昼・晩と、外にテーブルとイスをセッティングして食べました。子供がお母さんと一緒にランチやおやつを作ることもあり、『自分で調理+外で食べる』ということで、いつもよりも美味しそうに楽しそうに食事時間を過ごしていました。私も昼間から外でビールが飲めて、最高な気分でした。夜は毎年楽しみにしている焚火と花火もすることが出来ました。

もちろん食べて飲んでばかりではなく、散歩や運動もしました。

まだ小学校に通えていない子供と一緒に、学校までの集団登校ルートを何度も歩いたり、自転車で行ってみたりました。おかげで子供は、自転車に完璧に乗れるようになりました。

他にも、一緒に昆虫採集や庭の手入れなどをしたり、アサガオや野菜の苗を植えたりもしました。

自粛生活中に家で過ごす長い休日…。最初はどうなる事かと思いましたが、逆にとても充実した毎日を送ることができ、普段の生活を考え直すきっかけにもなりました。