write by 桐山

11月1日の地鎮祭に出席する予定で、前日に陸前高田と南三陸を訪問させて頂きました。
震災遺構や慰霊施設があり、改めて被害の甚大さに祈りを深める時間でしたが、復興は着実に成果を上げていて広場は小さな子供連れの家族で賑わっていました。
子供の声や笑顔は心を癒してくれて、元気にしてくれ、生きる力を与えてくれます。

翌1日の朝8時に双葉町の現場に入ると、今だ除染解体と整備の両方が行われていて、帰還困難区域で誰も住んでいない、此処だけ復興されずに10年間取り残されたままになっているのが、何とも理不尽に思いました。

その双葉町に東日本大震災の復興に協力するとの浅野社長の強い意志で始まったこの事業、マスコミのインタビューでは「この施設に来たら、元気になれた。明るくなれる人が一人でも増えていく事を願って建てる」と発言されていました。
一企業の挑戦としては大きすぎる課題です。
それに果敢に挑戦されるのです。

今から色んな困難が起きると思われますが双葉町に一日も早く笑顔が戻ってくれることを願い、必ずや成功させると誓った地鎮祭でした。感謝