write by 西垣

秋が終わり、ファミリーキャンプも春までおあずけになり、最近では日が暮れるのも早くなってきました。
子供は学校から帰ってきたらいつも近くの公園で遊んでいましたが、その時間も短くなり、晩御飯までの時間を持て余していました。

そこで、100円ショップでらくがき帳や 写し紙、カーボン紙などを買ってきて、色々な本の挿し絵をマネして書いてみたり、写したりする事をやらせてみました。
私も小さい頃よくやっていたなぁと思いながら、最初はカーボン紙の使い方を教えながら一緒に絵を写していました。
慣れてくると、私のいない平日でもコツコツひとりで何かを書いていました。

そんなある日、私が最近どこにも出掛けていないので、コラムの書く内容に困っていたら、「かえるの子はかえるでイイんじゃない。」と言いながら、妻から2枚の絵を見せられました。
その絵は私が小学校1年生ぐらいに書いた絵と、子供が最近書いた絵でした。
それはどちらも 私が大好きだったアニメの「キン肉マン」で、かけている必殺技がまったく同じでした

1年前ぐらいに、子供と妻ふたりっきり、雨が降っていて何もする事がなかった時に、こっそり私のコレクションしてあったDVDの中からパッケージを見ただけで、子供が「キン肉マン」に興味を持ち、それからずっとそのDVDを繰り返し観ていました。
その流れでなのか、妻が大好きなプロレスにも興味を持ち、プロレス観戦も愛知県体育館まで観に行くほどハマっていきました。
最近では毎日、プロレスの試合を観ながら、キン肉マンのぬいぐるみに技をかけています。
「鬼滅の刃」よりも「キン肉マン」、「戦隊シリーズ」よりも「プロレス」という、どちらも私たちが強制したわけではないのですが、自然と興味がわく物は似てくるんだなぁと不思議に感じた最近の出来事でした。