write by 西垣

ゴールデンウィークはどこへ行く事もなく、家でいつものキャンプごっこをしながら家族で過ごしていましたら、保育園からの幼なじみの友達から連絡があり、「子供と一緒に田んぼ体験しにこない?」と言われ、楽しそうだったから家族揃ってお邪魔する事にしました。

子供にいい体験をと思って行ったのですが、一体 何をするのか全く見当が付きませんでした。

普通に想像すると、小さな苗を一定の間隔に植えていく事だろうと思っていたのですが、その前の段階の種まき場を作って並べるという作業でした。

まず、田んぼに土俵のような高台(苗代田というそうです)を作り、その上を軽く耕し、水に浸すという作業をしました。

大人たちは耕し、子供たちは水をバケツでかけていきました。

最初は長靴を履いていましたが、すぐに私も子供も裸足になりました。

子供もかなりはしゃいでいましたが、私も とても気持ちが良く感じ、なんだか懐かしい気分になりました。

今度は柱のような角材をふたりで持ち、その高台を真っすぐに均し、再度 水をかけて次の作業にはいりました。

種もみに種をまいた育苗箱という容器100個ほどが事前に準備されていて、それを出来上がった苗代田にきれいに並べる作業です。

田んぼの中では思うように動けないので、大人・子供が一列に並んでリレー形式で順番に並べていきました。

あぜ道から遠く離れれば離れるほど大変になり、段々リレー間隔が長くなり、足をとられてこけそうになりながら、皆で頑張りました。

最後にジョウロで再度水に浸し、ビニールハウスのように空間をもたせるようにシートを覆い被せ、作業完了しました。

農家では毎年、家族・親戚などが集まって行事のように行われ、最後は楽しく会話をしながら皆でお昼ご飯を頂くという、私も子供も初めて体験する事ばかりで、とても思い出に残る1日になりました。

帰りに畑で イチゴ狩りもさせていただき、家で早速食べたのですが、見た目はアレですが、、、

予想以上の甘さで子供も大満足でした。