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緩やかな人の繋がり

write by 垣本

弊社が運営するennoieミドリバシに昨年8月に掲示板を設置しました。

当初は『ミドリバシって何やってるか分からないよね~』を解消するために、こちらの情報を一方的に伝える役割を考えていました。

「〇月〇日 マルシェやります!」、「ヨガ教室やってます!」のような感じで。

そんな中ふと、「みんなに書いてもらうのも面白いんじゃないか?」と思い、お題を出して誰かに応えてもらう相互的なコミュニケーションツールとしてこの掲示板を使ってみました。

「市役所の方に質問!ミドリバシにあったら嬉しいサービスは?」のように、ミドリバシの前を毎日通る市役所職員の方へのアンケートや、「2021年一大ニュースは?」のように、近隣に住む人たちに今年起こった嬉しいことを共有したり。

今までの一方的な情報発信では、何人の人に伝わっているのか分かなかったり、それが誰のためになっているかも感じられませんでした。

しかし、対話形式で掲示板を活用することで、みなさんが感じていること、欲しているものが顕在化され、それだけで『賑やかな風景』をつくりだすことができました。

直接会ったことはないけど、お互いのことを知らせ合うことができる。

お互いを見守り合うような温かいまちのコミュニティづくりの一端になればと強く思いました。

ミドリバシの前を通る際には少し気にかけていただけますと幸いです。

新年スタート

write by 奥村

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 

2022年がはじまりました。

昨年は私にとって社員の皆様、お客様、協力業者様、仲間、家族に生かされていることを深く感じた年でした。

多くの方とのご縁をいただき、そしてその方々にたくさんの学びを頂きました。

ここの場をお借りし心よりお礼を申し上げます。ありがとうございます。

 

さて、今年の目標を言葉で表すと「活路」です。

これは窮地から逃れて生き伸びるという意味ではなく、顧客様や地域社会、そして何より社員さん個々の力が社会に活かせる路を切り開く、という思いでこの言葉を選びました。

今まで以上に建築という枠を超えて、社会にお役に立てることを実践していきます。

その「活路」第一弾として、2月に『あきらめていたコト、解決します!』というイベントを開催します。

暮らしの中でどうすればよいかわからないコトや解決できなくてあきらめているコトを解決する、という寺小屋的イベントです。

詳細は決定次第ご案内いたしますが、今までのような建築屋のイベントではないものをお届けしたいと考えています。

また4月より『ミドリバシ食堂』を本格的に営業します。

まちづくりをしている私たちが実際に空き家を再生し、大垣市の暮らしを楽しんでもらえるような場をつくっていきます。

主軸である住宅と建築の設計業務もよりお役に立てるように進化させていきます。

世の中は依然コロナで大変な状況が続いておりますが、縁を育み頑張ってまいりますので何卒よろしくお願いいたします。

1年を振り返って

write by 桐山

コロナ禍の中にも関わらず良い一年だったと思います。

お客様、取引先、仕事をお手伝い頂いている業者様に感謝を申し上げます。

この一年、奥村社長の熱意は確実に社員さんに伝わり、社員さんを巻き込み、彼らが自ら動き出しています。

会社は利益目標を達成することが重要ですが、自分の命を(人生を)生かす事はもっと重要だという社長の思いは、徐々にですが伝わりだしています。

弊社は総勢11人の小さな会社ですが、かなり輝いている会社だと思えるのです。

大垣という地域の中で現代設計に何が出来るか?
何を成し遂げる必要があるのか?
自分には何が出来るのか?

みんな考えながら自動してくれるようになりました。これは凄いことです。

ミドリバシの事業も、マルシェ、食堂等に広がり、昭和ビルにはBAKE-A(ベイクアー)さんが出店してくれました。

弊社としては初めての取り組みで中々順調とまでは言えませんが、多くの人に助けられ、人の流れが生まれ賑わいができ、一歩を踏み出しています。

来年は5棟以上の賑わいを創造し再生活用を実現させます。

また、設計監理・住宅事業でも多くの出会いをいただき、どんどん雰囲気が良くなってきています。

人は、目標を高く持ち、人の役に立つ事を行う、もうこれで良いと思った所から、さらにもう一段上を目指す。

生かされている事を実感し生ききる事の大事さを改めて気付いた年でした。

まだやれる事は無限にある。
やってみて失敗する事もあるけど、やらなければ何も判らない。

失敗と挑戦の繰り返しが人生だと思えた一年でした。

商品開発

write by 河村

近年はお家時間も長くなり、これまでよりも自宅への関心が増えた方が多くなったように感じます。そんな中、敦賀市の建築屋仲間からある商品を紹介されました。

どんな商品かと言うと外壁の汚れを取るための洗浄剤です。 

まずは色んな壁に試してその性能を知りたいので、試しに姉の家を洗浄しに行きました。

工程としてはまず、洗浄剤を塗りその後高圧ホースで洗浄します。

姉の家は築5年ほどで南側は抜群に日当たりが良いのですが、北側は風通しが悪く外壁に緑のコケの様な汚れが付いてしまっていました。 このような汚れは他の場所でもよく見かけます。 これまでは塗装の塗り替えをする必要があったものですが、この商品を使えば安価に素早く綺麗にすることが出来るのではないかな?と考えました。

やってみるとこれが気持ちよく落ちました!

薬剤を使わず高圧洗浄すると汚れが残りますが、薬剤を使うと綺麗に落ちていきます。

どんな壁の種類でも落ちるのか試したくて、洗浄している動画を別のお客様に見せると興味あるのでやってほしいとの事。 お試し価格で挑戦する事に。

前回はサイディングでしたが、今度はリシンの吹き付けです。 

結果は、、、今回もすっごく綺麗に汚れがおちました! 自分達でも施工しながら「すごい!
めちゃくちゃ落ちる!」とびっくりでした。

お客様にその結果を見ていただくと 本当にとても喜んでいただけました。

私達は住宅を作っていますから当然、その後のメンテナンスも行います。

壁の汚れで困っているお客様にぜひ使っていただきたいです。

シンプルに喜んでもらえるってのはやっぱりうれしいですね。

かえるの子はかえる

write by 西垣

秋が終わり、ファミリーキャンプも春までおあずけになり、最近では日が暮れるのも早くなってきました。
子供は学校から帰ってきたらいつも近くの公園で遊んでいましたが、その時間も短くなり、晩御飯までの時間を持て余していました。

そこで、100円ショップでらくがき帳や 写し紙、カーボン紙などを買ってきて、色々な本の挿し絵をマネして書いてみたり、写したりする事をやらせてみました。
私も小さい頃よくやっていたなぁと思いながら、最初はカーボン紙の使い方を教えながら一緒に絵を写していました。
慣れてくると、私のいない平日でもコツコツひとりで何かを書いていました。

そんなある日、私が最近どこにも出掛けていないので、コラムの書く内容に困っていたら、「かえるの子はかえるでイイんじゃない。」と言いながら、妻から2枚の絵を見せられました。
その絵は私が小学校1年生ぐらいに書いた絵と、子供が最近書いた絵でした。
それはどちらも 私が大好きだったアニメの「キン肉マン」で、かけている必殺技がまったく同じでした

1年前ぐらいに、子供と妻ふたりっきり、雨が降っていて何もする事がなかった時に、こっそり私のコレクションしてあったDVDの中からパッケージを見ただけで、子供が「キン肉マン」に興味を持ち、それからずっとそのDVDを繰り返し観ていました。
その流れでなのか、妻が大好きなプロレスにも興味を持ち、プロレス観戦も愛知県体育館まで観に行くほどハマっていきました。
最近では毎日、プロレスの試合を観ながら、キン肉マンのぬいぐるみに技をかけています。
「鬼滅の刃」よりも「キン肉マン」、「戦隊シリーズ」よりも「プロレス」という、どちらも私たちが強制したわけではないのですが、自然と興味がわく物は似てくるんだなぁと不思議に感じた最近の出来事でした。

反面教師

write by 豊田

今回はアメ車屋さんから学んだことを書きたいと思います。

 

前回正規ディーラーのアメ車屋さんで点検してもらい、オイル漏れがひどかったのでもう一度みてもらい、交換する部品の見積もりを出してもらうことにしました。

帰宅し、昔整備士をしていた父にオイルを見てもらうと、規定量よりだいぶ少ない、これだけ減っていたら普通は足す、と言われました。

そのことを正規ディーラーさんに伝え、後日電話がかかってきました。

電話越しでこの部品がいくら、この部品がいくら、工賃がいくら、オイルがいくら、と口頭で見積を言われ、覚えられないのでLINEで文章か、写真で送ってくださいと伝えました。

 

反省点1:伝えたい事が複数ある場合、写真などで送ったうえで電話をしないと伝えたいことが伝わらないので、お客さんからの質疑にはそうするようにします。

オイルが少なかったのになぜ足してくれなかったのかを問うと、見た時はオイルが入っていたから足さなかった、減ったら足してくださいと伝えました。と言われました。

 

反省点2:足してとは言われましたが、その時言われたのはエンジンオイルで、今回減っていたのはパワステオイルなので別物です。素人には“エンジンオイルが減っていたら足してください”=“パワステオイルが減っていたら足してください”とはなりません。

自分が分かるからお客さんも分かる、というわけではありません。物事はしっかり伝えるようにします。オイルを足してくださいというのも不親切です。どこで売っているこのオイルを足してください、というように具体的に伝えるようにしたいと思います。

減っていたのになぜ足してくれなかったのかをもう一度問うと、“言わしてもらいますけど、前回1時間半くらいかけてみましたが(実際は1時間弱)、お代は頂いてないんですよ。それでオイルまでと言われましても、、、”

 

反省点3:いくらお客さんに腹が立っても“言わしてもらいますけど”は言ってはいけません。

相手を怒らせてしまいます。言葉使いに気を付け、言葉を選んで話すようにします。

 

反省点4:誰もサービスでオイルを入れてほしいと言っているわけではありません。

お客さんは悩み、不安、問題があってみてもらっているので、少しでも不安を解消しなければなりません。解消されていないのであれば、なんの意味もありません。お客さんの時間を奪っただけです。仕事は丁寧にすることを心がけます。

 

反省点5:長時間電話で話して謝罪が一度もないのは如何なものかと思います。

謝罪は必ずしなければなりません。お客さんが怒っているのなら尚更です。

 

今回の件で、お客様対応でやってはいけないことと、こういった接客をしているとお客さんが二度と来てくれなくなるということを学びました。

学んだことを活かしてこれからのお客様対応をしていきます。

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