ウィズコロナからなかなか抜け出せない中、不安に駆られると、どうしたらよいかを誰かに決めてほしいと思ってしまいます。
しかも、詳細に至るまで行動を決めてもらえないと動けないのです。
決められると一律に皆がそれに依存していきます。
例えば営業するなと言われれば営業しないし、あつまるなといえば人はあつまらなくなります。
本当は違うやり方もあったりします。
でも、そこで違う意見を主張しても、もはや聞いてもらえず、「意見」が「異見」となり批判されるようになります。
すると皆が進む道は凝縮され、考え方が統制されていきます。
こうして自ら先のことを考えなくなってしまうとすべてが委縮してしまい、あらゆる活動が制限されてしまいます。
日常生活においても仕事においても、コロナ禍でなくてもこうした不安や恐怖が伴う事はたくさんあります。
そうした場面においても勇気をもって適正に判断する力が大切です。
不安や恐怖はエネルギ-が強いですから打ち勝つことは容易ではありませんが、自分で考え、適切な行動をとって、仲間と「意見」と「異見」を交えながら、最善な道を進みたいと思います。