カテゴリー: ■カワムラ*コラム

小さなエリアで生きていく その5

write by 河村

大垣市役所から『何か面白い事をしてほしい』と呼ばれた。

ミドリバシと通じてこの一年で本当に沢山の人と知り合い、一緒に『場』を作るという関わり方をしてきた。

カメラマンのNOMY、移動販売、猟師、お団子屋等マルチな活動を行う森島君、地域のさかやさんムトウ酒店、地域の設計事務所TABさん、料理家古田君、養蜂家広瀬さん、おうちフレンチ綾さん、などなど。

ようやく地域の役所から「面白い事が出来る人材」の一社としての認識がされたと思うととてもうれしい。

私達はまちの中に眠る素敵な場所、面白い環境に目を向けて活動してきたけれど、場所があるだけでは何も活動は始まらない。

やはり人にフォーカスする必要がある。

今後も『おもしろい人』をどんどん見つけていきたい。

料理家・古田君 レストランOIDA
移動販売・猟師・お団子屋さん マルチに活動する森島君
おうちフレンチ 綾さん
ミドリバシ ハロウィンナイト
カメラマンNOMY ライブ配信 
オオガキゲンカンフェスティバル ザ・ビール
オオガキゲンカンフェスティバル ザ・ビール  出店・運営 

小さなエリアで生きていく その4

write by 河村

―不動産から考える街の未来-

最近不動産の取引した顧客が面白い事を始めていた。

自分で中古住宅を買い、自分の力でリノベ―ション(床を張り替えたり、壁を塗り替えたり)して、webで集客し、お客さんに貸し出せたのだ。

その方はいわゆるサラリーマンで、投資のために行ったのですが「これは面白いな!」と感じた。

ミドリバシの動きが活発になってきたことで、私たちの周りには、まちで活動する面白い人が一気に増えた。

ところが今のところ、大垣で「うちの不動産使ってよ!」という声はまだ無い。

私たちが必死に探してもなかなか見つからない。

今後、『もっとまちが面白くなるためにどうしたら良いのかを考える人』を増やすにはどうしたらよいだろうか? 

例えば、個人で古民家を貸す前提でセルフリノベーションする人が増えれば、『リノベーションした建物に住む人』と『リノベーションした不動産を今後も使ってもらいたい人』が同時に2人以上見つかる事になる。 

不動産のオーナーは顧客を獲得するために、『楽しいまちにする』という事をもっと考えるようになるのではないだろうか?

自分のまちに沢山住んでもらいたい人は、まちがどうしたら面白くなるかを考えてくれる。

楽しいまちは、やがて住みたいまちになる。

そんな循環を起こせる不動産屋さんになれないだろうか?

小さなエリアで生きていく その3

write by 河村

先日酒類販売管理研修という研修を受講してきました。
ミドリバシは酒類小売業免許を取得しました。
飲食店の許可はありますから店内でお酒を楽しんでいただく事はもともとできたのですが、お酒をボトルで販売する事も可能になりました。

つまり、ミドリバシは酒屋にもなれる事になりました。
で、私河村が酒類販売管理責任者になりました。
名実ともに酒屋さんに『も』なりました。笑

その他にも、岐阜市の中央卸売市場取引先をご紹介していただいて、岐阜に入ってくる魚の仕入れも出来るようになりました。

岐阜の川漁師さんとも知り合う事が出来て直接取引できるようになりました。
なんと魚屋さんに『も』なれそうです。

ちなみに先日まで野菜を仕入れて販売出来ていましたから、八百屋さんに『も』。

そろそろスーパーマーケットミドリバシが開店できそうです。

その他にもミドリバシのWI-FIの速度を上げる工事を行いましたから、WEBのライブ配信も出来るスタジオに『も』なります。

新しく出来るコトを増やして新しい世界の仲間に出会ってミドリバシを通してまちに還元していく。このサイクルが新しい自分を作る。

小さなエリアに私たちが出来るコトは何?

いや、私自身が出来るコトは何? 

あらゆるチャレンジに対して自分が主人公になってみる事で自分の取り巻く世界がどんどん豊かになるのを感じています。

小さなエリアで生きていく その2

write by 河村

さてさて、前回ミドリバシでのモーニングのお話しをかきました。

その後ミドリバシでは、私達の後を継いで?カフェ営業をしていただける事となりました。

面白いことをミドリバシで始めれば、きっと刺激されて遊びに来た人が面白い事を引き継いでくれる。そう実感しました。そして今度はビアガーデンも始めています。 

また、面白い人に出会えるんじゃないかとワクワクしつつ。

有難い事に特に自分の周囲では現代設計って面白い会社だね。と言われることが増えました。そうなんです。私達の会社は面白いのです。(なかなか伝わらないですが)

私達の会社の経営理念は「縁を育む」です。一見建築と関係の無い事をやっているので「また変な事を始めて」と思われるかもしれませんが、ビアガーデンもモーニングも地域に住んでいる方、飲食店の方と縁を育んでいるので大丈夫です!きちんと経営理念に沿った活動をしています。

長期的には大垣を「日本一面白いまちにする!」を目標にしています。

さあ、次は何をしようかたのしみです。

小さなエリアで生きていく

write by 河村

6月からミドリバシでは、私をはじめ若い2人のスタッフと共に『超早朝モーニング』と銘打って活動しています。

イベント、レンタルルームとしてスタートしたミドリバシですが、新型コロナウイルス感染拡大防止のために休館することになり、利用者の方向性を新たに模索する必要があると思いました。

『ご近所の人に喜ばれる施設にしたい。』

考える方向性の軸を決めたときに、ご近所の方から「朝この辺りを散歩する時に、お茶出来る場所がない。」という話をお聞きしました。

『じゃあ、実現してみよう。』

期間は6月いっぱい。営業時間は6:00~8:00まで。ご近所さんのお散歩時間に合わせの営業です。また、近隣には喫茶店もありますので、9時以降の営業をしてお邪魔するのも良くないと考えました。他にも、朝散歩している方に野菜を買っていってもらえたら喜ぶんじゃないだろうか?と考え、朝市も始める事にしました。

とにかく早く実現したかったので、緊急事態宣言解除後、5月17日から企画して、6月1日にオープンしました。あっという間のオープンでしたから、準備不足もあり至らない点が多かったですが、お客さんが「こう売ったらいいよ。」「こんな風にしたらいいよ。」と沢山アドバイスをくれました。それを一つずつ実現すると、とても喜んでくださいました。月曜の朝の市場は、賑やかになりつつあります。

大垣市の街中に、今まで無かった風景を作る。

今回の私達のチャレンジで、それが実現できそうな気がします。

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