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グランピングレポート

write by 河村

近年のキャンプブームの勢いは本当にすごい。
特にコロナによる自粛以降、室内での遊びは極端に減り、釣りやキャンプ、アウトドアでの遊びの人口が極端に増えています。

岐阜県は特に、1家庭に1つずつバーベキューセットを持って近所の河川に出かける人は相当多い。
県内にも多くの河川があり、どこでも無料でバーベキュー場になってる状態です。

関東では相当な数のキャンプ場がオープンしているとの事。
私達の会社もそうした需要に対応すべく、グランピング施設の視察に、会長、社長、私のおじさん3人で星のや富士へ向かいました。

 

大垣から5時間。
部屋から見える富士山はとても美しく、この場所は他の人には真似できないなぁと思いました。

「美味しい料理」というくくりで売り出すサービスはすぐに真似されてしまうけど、「最高の富士山が見える場所」というのは立地的に実現可能な場所はほんの少しになる。

人に真似できないサービスの造り方にはこんな方法もあるのだと感じました。

 

総括

  • 限りなくホテルに近い(キャンプ、グランピングの要素は限りなく薄い)
  • 「グランピング」の本来の意味や期待されるサービスを明確化する必要を感じた
  • 一般のホテルには無い独自のサービス
    コタツ・バー・フォレストキッチン(森の中の食堂)・ヘッドライトの貸し出し・バッグの貸し出し・笠、ブーツの貸し出し・演奏会・双眼鏡の貸し出し・ハンモックの設備
  • 施設全体を通して かなり階段の上り下りが急 
  • 家族連れ(特に高齢者)は相当負担を感じるのでは?
  • 当日の客層30代~40代 子連れも含む

ラム物語2

write by 豊田

今回も前回に続きラムの話をしたいと思います。

今回の出来事も故障です。
そろそろ楽しい思い出話がしたいのですが、残念な現実です。。

今回の故障は今までの故障とは一味違います。
今までの不具合では車を動かすことができたので、車屋さんまで運んで見てもらっていました。

しかし、今回は自走不可能となってしまいましたので、会社の駐車場でお留守番しています。

 

本題に入ります。

今回の故障に気が付いたのは、通勤中の出来事です。
走行中、ボンネットの方からシュルシュル、キュルキュルというような異音がしました。
車内にはゴムが焼けるような異臭もしました。
この時点で何かがおかしいと思いながら、何とか会社に着きました。

煙も出ていなかったので、気のせいかな?と思いながら1日仕事しました。

その日の仕事を終え、帰宅しようと車に乗り、エンジンをかけると、朝よりも大きな音でシュルシュル、キュルキュル鳴りました。
もちろん朝と同じ異臭もしました。

とりあえずエンジンを切り、ボンネットを開けて中を見てみました。
煙は出ていなかったのですが、異臭が強くなりました。
原因はやはりエンジン回りだと感じました。

父親が車の整備をしていたので確認すると、乗らない方がいいと言われ、迎えに来てもらいました。

アメ車屋さんにも電話して確認してみました。

「朝乗れたなら多分大丈夫だと思います。持ってきてくれれば見ますよ。」と言われました。

現場に着いた父親に状態を見てもらうと、ベルトテンショナーが壊れ外れていて、ファンベルトが金具に擦れていたため、異音と異臭がしたということがわかりました。

この状態で走行すると他の場所まで壊れてしまうおそれもあり、自走不可能ということでした。

アメ車屋さんもこの状況の写真を送ったところ自走不可能だと言われました。

最初に言われた多分大丈夫を信じて乗っていたら、、、恐ろしい、、、

後日アメ車屋さんにも見に来てもらい、交換するのはテンショナーとファンベルトの2つで良さそうとのことでした。

しかし、部品が日本にはないからアメリカから取り寄せになります。
「部品だけで2万円します。部品が来るのに最短でも2週間はかかるでしょう。」とのことでした。

 

金額はいくらかかるのか、時間はどのくらいかかるのかわからないまま、代車生活を送っている現状をお話しさせて頂きました。

次回のコラムでは金額と時間の事も報告出来たらと思っています。

バンクシー展 その1

write by 西垣

子供の登校日に妻と二人きりの休みという、滅多にない休日をむかえた事がありました。
最近 二人で出かける機会もなく、子供が一緒だと行けない所へと思い、私が去年の今頃から観に行くと決めていた『バンクシー展』へ行くことに決めました。

最初は横浜会場で開催されていた時に、音楽フェスのついでに観に行こうと思っていました。
しかし、コロナが広まって最初の緊急事態宣言で、フェスもバンクシー展も延期になってしまいました。

次の計画では、今年1月ぐらいにGo Toトラベルで小旅行をかねて大阪会場へ観に行く予定でした。
しかしこれも、2度目の緊急事態宣言で旅行自体をキャンセルする事になってしまいました。

もう諦めていた時、名古屋会場でも開催される事が決定になり、これを逃してはと思い、妻を説得してやっと観に行くことができたのです。

昔は二人で美術館や野外アート展(トリエンナーレ)とかに頻繁に出かけていたので、久しぶりのアート鑑賞に、到着するまでワクワクが止まりませんでした。

 

バンクシーとは、イギリスを拠点に活動し、世界各地でゲリラ的に路上に作品を残す ストリートアーティストです。


正体はハッキリしておらず、真相は闇に包まれたままだそうです。
作品の多くは権力をあざ笑い、物質主義・商業主義を笑う革命家で、私がバンクシーに興味を持ち始めたのが『ディズマランド』とうたった50人以上のアーティストによる、バンクシー 企画・実行された遊園地型アート作品展でした。


戦争や住宅難、移民問題への問題提起など、社会風刺の効いた作品があちらこちらに配置されており、どれも強い印象が残り、自分なりに考えさせられる展示作品ばかりでした。
と、あたかも会場に観に行ったかのように話してますが、私が好きなアーティストが紹介したレポートを読んだのがきっかけでした。

そんな謎の多いアーティストの展示が日本上陸・・・
しかし本人非公認で本人からも「FAKE(偽物)」の展示イベントとつぶやかれている。
今までそんなものに行ったことがないので、期待と不安が入り交ざった状態で、いざ会場入りしました。

 

次回、会場内や作品内容について話していきたいと思います。

居場所づくりを自分たちの手で

write by 垣本

僕は現在、妻と賃貸アパートで2人暮らしをしているのですが、日々の料理を二人で作ることを楽しみにしています。
特に休日の夕飯は美味しいものをと、昼から買い出しへ行き調理をするのですが、何と言っても賃貸アパート。二人で料理をするには狭くお互いを邪魔し合うことになってしまいます。

「広い作業スペースがほしいな」と思うけども家を買う予定もまだなく。
だけど日々の楽しみは充実させたいし。
とジレンマに陥る。

 

二人で出した答えは

「作ろう!」

 

ただ、賃貸アパートなので、いずれ退去する際に現状復旧できることを条件に作戦を練ることに。
既存のカウンターを拡張して作業スペースをつくり、調味料や調理器具を収納できる棚も作ろうということになりました。

天板のサイズを決め、それに合う棚のサイズ、形状を決めていざ買い出しへ。

棚:シナ合板ランバー材15mm、背板板用のシナベニヤ、ウレタンクリア塗料など…
天板:構造用合板t12、額縁、窯業タイルユニット、目地材料

を購入。

棚のパーツはホームセンターのカットサービスを利用し、加工図に倣って切り出してもらい、家へと戻る。

 

まず、棚を組み立てる。
あらかじめカットされているので加工図通りに組み、ビスを打っていくだけなので30分ほどで完成した。
水回りに設置するので塗装を施していく。
まずは、下地作りのためやすり掛けをして、1回目を塗る。
その後二度目のやすり掛けをし、手触りを整える。
2回目のやすりは番手を240に替え、より滑らかになるようにし、2回目の塗装を施した。
棚製作は何度か経験もあり、あっという間に終えることができた。

 

そしてここからは未知の世界、タイル貼りを含む天板製作。

既存カウンターと新設棚を覆うような形状に部材を切り出し、木口を隠すための額縁を付けていく。
2メートルの定尺の材料をノコギリで切り出し、出隅入隅をきれいに納めるためにコーナーを45℃に仕上げていく。
初めてにしては上出来かなという仕上がり。
こうして天板の大枠をつくることに成功した。

 

そして最後の工程「タイル貼り」

タイル割付を考え、墨出し作業。
前職でよく使っていた墨つぼを2年ぶりに道具箱から取り出す。
当然の如く墨はカラカラ。
少しメンテナンスをし、水と墨を入れ使える状態にした。
しっかり工具をメンテナンスしなきゃなと少し反省。

墨に合わせて接着剤を塗りタイルを配置していく。
失敗は許されない段階に入り緊張感も漂うなか、協力し何とか貼り終えた。
一旦作業に区切りをつけ、翌週の休日まで作業をストップ。

試しに天板をカウンターに張ったのだが、なんだか天板が反っているような気がする。
上から体重をかけると沿っているのが分かる。
構造用合板「12mm」は薄すぎたのか?とか接着剤付けすぎたのか?といろんな後悔がよぎり、翌週の休日を迎えた。

 

最後の作業「目地詰め」

部屋の中での作業のため、マスカーテープで養生をし、準備は万端。

目地材を水と混ぜ撹拌し、いい塩梅の粘度にし、タイルに塗りたくっていく。

全面に塗り、コテと目地塗用ゴム刷毛で慣らしていく。
手こずりながら作業を終え、タイルについた汚れを落としていく。
思っていたより上出来な仕上がり。

前週に心配していた反りはなぜか治っていた。
目地材の水分のおかげなのか。
いろいろ考えたが、上手くいったのだからいいや。

初めての試みでいろいろと苦戦しながらも楽しく作業ができ、自分たちの期待以上のものができた。

 

製作してから2週間ほど経った今は、広々とした新しいカウンターで、料理作業をストレスフリーに2人で楽しむことがき、家での時間もより充実できるようになりました。

『自分たちの居場所は自分たちでつくる』

製作したものへの「物質的な満足」だけではなく、製作するプロセス自体が2人にとっても最も価値のあるものだったのかなと、製作をして思いました。
またその家具への愛着へとつながっていくのかなと感じました。

時間があったら、「買うのではなく、作る」ことをおすすめします。

次は何を作ろう。

職業講話

write by 奥村

新型コロナウィルスの影響で子供たちも様々な我慢を強いられています。
例えば部活動の大会が中止になり、修学旅行や社会見学など外で学ぶ機会も減っています。
そんな中、「6年生をあきらめない」と題した職業講話が、1月9日に岐阜市の小学校で開催されました。
さまざまな職業の講師が自分たちの仕事について子供たちに話をします。
そこに建築士の講師としてお招きいただきました。

 

弊社は年に1回キッズスタジオというイベントを開催しております。
毎年約1000人の子供たちが参加してくれています。
このイベントは将来の地域の担い手を育みたいという思いで、建築の仕事を実際に体験してもらうもので2010年より続けています。
こうした実体験はインタ-ネットで育った子供たちにとっては特に大切なことだと思っています。
だから今回もよりリアルに建築士の仕事の内容、やりがい、楽しさ、そして厳しさもお伝えしようと、パワ-ポイントのほか建築の模型、設計の道具、建築基準法の本などを実際に見てもらい、臨場感をなるべく感じてもらいながら話をさせていただきました。
模型をじっくりながめたり、難しい顔をしながら法律の本をひらく子などいろいろな子がいました。

後日、子供たちから話を聞いた感想文を頂きました。
「将来設計して自分の手で創ってみたい。」「法律が書いてある分厚い本にびっくりした。」「将来建築士になって様々な人の笑顔をつくりだしたい。」「夢をみつけさせていただいてありがとう。」など、たくさんの嬉しい感想文を頂きました。

 

今回このような貴重な体験をさせていただき、こうして社会人と子供たちを結び付けていくことは今後より大切なことだと感じました。
インタ-ネットやテレビで得られる情報とリアルなものにはやはり差があります。
自分の目、耳、肌で得るものは感じ方が違います。
それだけに話す側の責任も大きいので全力でお話をさせていただきました。
少しでも将来について考えるきっかけになっていただけると嬉しいです。
日本の将来を担ってくれる子供たちの可能性を育むために、これからもキッズスタジオやインタ-ンなどを通して活動していこうと思います。

家づくりで大切にしているコト

write by 桐山

『私たちは、世界でたった一つのお家を作っています』・・・ものからコトへ

 

  • デザインも大事ですが一番重要なのは品質・・・断熱性、耐震性、機能性、保温性、健康的か?などを重視する家づくり。やっぱりシンプルイズベスト。

 

  • 自然素材で作る事・・・健康、SDGs、ライフサイクルコストを考えると、これが優しくて良い。

 

  • 可変性のある家・・・年齢で暮らし方も考え方も変わる。時代に合わせて暮らしを変化させる事が出来る家が良い。

 

  • 小さな家が良い・・・ほどよい狭さこそ快適。維持費が低い家が良い。

 

  • 暮らしが楽しめる家・・・年1回のその場、その時間でなければ味わえない情景、思い出が作れる家が良い。例えば此処から見える朝日が綺麗、この窓から見える景色が雄大、と楽しめる暮らしをして欲しい。

 

  • 新築も良いが若い世代にはリノベがお勧め・・・個性的な住まいが作れる。時にはDIYで改修もする事が自分の世界を作り込める。

 

  • 家は自分の居場所、自分の時間を作る・・・気に入った場所で趣味の事をする等、自分だけの空間があると良い。こだわりを残す又は作って置く事が、時間・空間を愉しむ為に一番良いと思う。

 

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