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ミドリバシパートナーズとまちをつくる

write by 垣本

現代設計事務所が運営するミドリバシ。

最近はいろんな方々との縁に恵まれてたくさんの楽しいことが起こり始めてます。

9月から始まった萩田さんによるミドリバシカフェ。素材にこだわったスコーン、マフィン、プリンなどの美味しい焼き菓子たちをコーヒーと一緒に楽しむ時間はたくさんの方々に認知され始めてきてます。

また同じく9月からはシェフの古田さんが1日限定6名の古民家レストランを開催してます。岐阜県の食材、もっと言えば古田さんの自宅でできたローカル食材を最高の状態で、貸し切りの最高の空間でいただけます。

さらには夜のヨガ教室や気功教室などのアクティビティも開いてます。

プロとしてお客様に喜んでもらいたい方から、自分の趣味を他の人にも楽しんでもらいたい方までいろんな思いを持っている方たち。

僕たちはそうしたミドリバシで活動する方たちを『ミドリバシパートナーズ』と名付けました。でもなんでパートナー…?

オープン当初はレンタルスペースとしてミドリバシを使っていただいてたのですが、やっぱり僕たちはただ単に場所を貸すのではなく、『この場所を使ってこんなことをしたい、こんなふうになりたい。』という方を全力でサポートして、その方々のこれからの活動や人生に何かポジティブな刺激を与えられたらいいな。そんなふうな考えに変化していきました。

そんな考えの変化は、ミドリバシで出会った方々のおかげだと思ってます。

『もっとこうしたらお客さん来るんじゃない?』『こんな企画を他の人と組んでやったら今みでと違うお客さんが来るんじゃない?』

こんな意見交換を重ねる中で、まちでの面白い企画を一緒に考えられる関係性に変化していきました。

そんな関係はまさに『パートナー』だなと身を持って実感しました。

最初はただの自分の趣味ややりたいことだったけど、自分の個性を使ってまちを楽しくするという考えに変えていけたらこんな楽しいまちは他にはつくれないはず。

そうした力を持った場所がミドリバシ。

まだまだこれからですが、そんなビジョンを持ってこれからも全力でパートナーを応援していきたいです。

みんなでまちをつくりませんか?

「意見」と「異見」

write by 奥村

ウィズコロナからなかなか抜け出せない中、不安に駆られると、どうしたらよいかを誰かに決めてほしいと思ってしまいます。

しかも、詳細に至るまで行動を決めてもらえないと動けないのです。

決められると一律に皆がそれに依存していきます。

例えば営業するなと言われれば営業しないし、あつまるなといえば人はあつまらなくなります。

本当は違うやり方もあったりします。

でも、そこで違う意見を主張しても、もはや聞いてもらえず、「意見」が「異見」となり批判されるようになります。

すると皆が進む道は凝縮され、考え方が統制されていきます。

こうして自ら先のことを考えなくなってしまうとすべてが委縮してしまい、あらゆる活動が制限されてしまいます。

日常生活においても仕事においても、コロナ禍でなくてもこうした不安や恐怖が伴う事はたくさんあります。

そうした場面においても勇気をもって適正に判断する力が大切です。

不安や恐怖はエネルギ-が強いですから打ち勝つことは容易ではありませんが、自分で考え、適切な行動をとって、仲間と「意見」と「異見」を交えながら、最善な道を進みたいと思います。

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