write by 豊田

今回も前回に引き続きEK-ZEROについて、実験によって出された性能を紹介します。

この情報はHPから得ることができなかったため問い合わせ、回答をもらったものです。

なぜ問い合わせることになったか?

車好きの友達に“水なし洗車は絶対に傷がつくから使いたくない”と言われました。

私もEK-ZEROを使用していて、傷がついている実感はなかったものの、見えない細かい傷はついているのだろうな、と気にはなっていました。

そんな時ラジオから“EK-ZEROは水洗いよりも摩擦係数を減らせる”という情報が聞こええきました。

早速HPで調べたのですが、そんな情報は載っていませんでした。
この情報が数字で分かれば自分も納得できるし、次友達に言われた時示すことができると思い問い合わせることにしました。

 

~問い合わせ結果~
(長文で回答いただきましたが割愛して添付させていただきます)

試験方法は、弊社にある会議用のデスクの上で試験を実施しています。

用いた素材 :1.自動車シャンプー用のスポンジ  
       2.一般的な雑巾  3.EK-クロス

垂直抗力の代わりに1kgの重りを用いて水平方向に引っ張る際の力を計測

1.適度に水分を含んだ状態のスポンジ(手にもって水滴が滴る程度)  630g2.テーブルに水滴を付け、雑巾で拭き上げた状態の水平移動力     620g3.乾いた状態のEK-クロスでの移動力               260g(3-2)EK-ZEROを吹き付けてEKクロスで拭き上げた移動力   360g

通常の水洗い洗車との比較ですと、以下の様になると思います。

1.水洗い、もしくはシャンプー洗車 630g + 拭き上げ 雑巾 620g = 1250g
2.EK-ZEROと専用クロスによる拭き上げ (空拭き 260g ~ 水分を含んだ状態 360g) =260g~360g程度

上記の比較でみますと、水洗い洗車とEK-ZEROの洗車では、3.5倍~約5倍程度の差が生じます。この差の分だけボディーに傷が入るリスクがあると言える、と思います。
水洗い洗車の場合、この後にコーティングもしくはWAXをかけるとなると、さらに摩擦が増える事になります。
また、一度EK-ZEROを使用した状態で再度上から使用されるときは、コーティング成分が残っていればスリップ性が向上し、より傷が入るリスクは軽減されると思います。

(EK-ZERO公式サイト 問い合わせ回答 引用)

 

この回答を頂き、摩擦係数の違いでどれくらい傷のつきやすさが違うのかはわかりませんが、ボディーをこする回数が減ることから、傷つくリスクが減ることがわかりました。

機会があればお試しください。

P.S. EK-ZEROにエアゾールタイプが発売されたので、近日使用したいと思います。