write by 西垣

9月末にキャンプ場を予約していたのですが、緊急事態宣言が9月末まで延長してしまい、行く事が出来ず子供はガッカリしていました。

そこで、家の庭やキャンプ場で遊べる何かを作ろうと思い、以前 キャンプのテレビ番組でやっていた『モルック』が子供から大人まで楽しめそうだったので、子供と一緒に作る事にしました。

「モルック」はフィンランドの伝統的なゲームを元に、1996年に開発されたスポーツです。12本のピンをバトンのような丸棒で倒していき、決められたルールの中 得点を足していき、最後に丁度 50点になったチームの勝ちとなります。小学校低学年の子には算数の勉強にもなり、ちょうどいいと思いました。

最初に商品を見たのはキャンプグッズショップで、8000円ぐらいしていてビックリしたのと、子供にはちょっとサイズが大きいと思い、比率をいっしょにしてミニモルックにすることにしました。

本当は太さφ55あるのですが、φ35の丸棒を準備して本数分カットしていきました。なかなか子供では丸い棒をまっすぐノコギリで切るのはコロコロして難しく 危なそうでしたので、私が手を添えていっしょに切っていきました。カットした材の角を紙やすりで削ったり、数字を書くのとクリア塗装は一緒に作業し、木の粉・塗装まみれになりながら頑張ってピンとバトンは完成しました。

ただ それだけでゲームは出来るのですが、持ち運ぶケースと点数表が無いと毎回 大変そうなので、それもせっかくなのでと製作する事にしました。サイズ的にどのくらいの入れ物がちょうどいいかと探していた時、去年 100円ショップの材料で、これまたキャンプ用の調味料入れを作っていたので、それに収納してみたら丁度全てが収まったので、それを収納ケースにしました。そしてのケースのフタを作り、その裏にマグネットシートを貼って点数表も完成しました。(調味料入れは再度 製作です。)

子供は完成すると、すぐにやりたい!!というので、急遽 家の中でやることにしました。サイズを小さくしたことでリビングでも十分 ゲームができ、予想以上に子供も大人も楽しめました。

そして10/17に念願のキャンプ場で、お兄さん家族といっしょに対抗戦を行いました。家の中ででも十分 楽しかったのですが、沢山の人数で外でやるモルックは凄く盛り上がり、キャンプ場でやる事の楽しみが またひとつ増えました。

また何か楽しめる物を、子供といっしょに作っていこうと思いました。