write by 桐山

3月13日に朝日町で活躍する坂東秀昭氏に会いに行った。
飾らない、素で話せる素晴らしい青年社長でした。

設計事務所として苦労して9年間下請け仕事を続け、柔道家で国体にも出場しているスポーツマン。
話す事や営業はとにかく下手だと、40歳から再度学び、どう生ききるのか?と自分の死に様を決めた人です。

人口11,000人の富山県では一番早く消滅する町と言われている地域だそうで、此処の空き家を利活用する事業(ボランティアで)を始めたそうです。
失敗したり騙されたり散々な目に合いながらも、自分の思いを作り上げていきました。
空き家は毎年30件増えて行き、当初600件あったとのこと。
今では空き家の増加は止まったが人口減少は続いています。
その中で移住者を呼び込み、町を巻き込み、地方創生を学び、15店を作り上げ成果を上げて、『地域に愛される良い会社を目指す』と話してくれました。


坂東氏の朴訥とした話し方についつい引き込まれていく。

『時間はかかるけど、わざと遠回りをして来た。』

お客様にとって幸せとは何か?


坂東を信じていただく事ができて今がある。

と。

個人事務所も、今は社員6人の会社に育ちました。
営業はしない(本人は出来ないと)けど、お客様が集まってくる会社です。まだまだやれる事は無限にあると、実感できた時間です。